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乳がんとは

乳がんとは

乳がんは、乳房にある「乳腺(にゅうせん)」(母乳を作る器官と母乳を運ぶ管)に発生する悪性腫瘍です。具体的には、乳房中の母乳をつくる「小葉組織」や母乳を乳首まで運ぶ管「乳管組織」から発生する悪性腫瘍です。

乳がんの発生は、20歳過ぎから認められ、30代から増加し始め、50歳前後にピークを迎え、その後減少します。女性が一生の間に乳がんになる確率は、約20人に1人という最新情報もあります。現在、日本において乳がんは、女性が最もかかりやすいがんで、死亡率も年々増えています。初期には痛みや体調の悪化などの症状がほとんどありません。

しかし、乳がんは自分で見つけることができる可能性が高く、早期発見をすれば、治る率が非常に高いのです。

乳がんを見つけるには

乳がんに無関心な人が多い現状、少しでも多くの方に知っていただきたいのです!

毎月1回は自己検診を! 「日ごろから自分で触って確認する習慣を」

初めて触る人が見つけられるしこりは2cm程度からといわれていますが、月1回、自己触診を続けていればわずかな変化でも、あれっ?と思うもの。
習慣化した人は、1cmくらいから発見できる、とされています。

自己検診のやり方

鏡の前で両腕を上げ、わきの下から乳房にかけて観察しましょう。両腕を上げ下げしながらひきつれやへこみがないか、左右の大きさが不自然に違っていないかをチェックしましょう。

(石鹸などで指の滑りをよくしてから)入浴前、入浴時、寝る前など、4本の指を揃えてわきの下から乳首までまんべんなく「の」の字を描くようになでて、硬いもの(しこり)がないかチェックしましょう。

同じ要領で乳房を全周チェックしましょう。

左右の乳首を軽くつまんでみましょう。
分泌物がないかをチェックしましょう。

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マンモグラフィーとは

マンモグラフィーとは、乳房を装置に挟んで圧迫しX線撮影する検査です。
(画像検査方法のひとつで、レントゲン撮影を行う装置です。)
乳房を台に乗せ、透明の板で平たく挟み薄く延ばして撮影します。撮影は、左右それぞれ、上下と斜め方向から計4回、片方の乳房ごとに約1~2分の時間で撮影できます。(年齢によっては2回、2方向の場合もあります)
触診では見つからないような小さなしこり、乳がんの初期症状である微細な石灰化(乳管内のがん細胞によってカルシウムが沈着したもの)を映し出すことができるため、早期における発見につながります。
定期検診として45歳以上の女性に対して、年1回のマンモグラフィー検査を実施している市町村が多いです。
厚生労働省では、40歳以上の女性に対して2年に1回のマンモグラフィー検診と2年に1回の視触診の併用診断を推奨しています。

マンモグラフィー検査

マンモグラフィー検査

最大の予防法は、定期的な乳がん検診(マンモグラフィー検査)です!
定期的に検診を受けるようにしましょう。

検診や検査を受けるには

あなたのお住まいの区市町村などによる住民検診を受けることができます。
(各自治体により、受診可能な年齢、個人による負担費用、実施期間などが異なります。)

症状がある方は

お近くのお医者さんで、「乳腺科」「乳腺外科」を掲げているところをお探しください。
(乳がんは、婦人科ではなく、乳腺科、乳腺外科を受診してください。)

※発見が早ければ早いほど、身体も心もダメージが軽減されます。

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