仕事紹介／インタビューJob / Interview

募集活動をリードし、支える「営業」

UCSカードとmajicaアプリの新規会員獲得に向けた営業を担当しています。仕事内容は、皆さんの想像する「営業」とは少し異なるかもしれません。店頭で実際に募集活動を行うのは、基本的に派遣スタッフの方々。その募集活動をリードしたり、支えたりすることが私の役割です。

具体的には、大きく分けて3つの仕事に取り組んでいます。1つ目は環境づくり。募集活動はアピタ、ピアゴ、ドン・キホーテの各店舗で行います。カウンター、POP、ポスターなどを手配し、来店されるお客様の目に入りやすく、派遣スタッフの方々が募集活動に取り組みやすい環境を整えています。

2つ目は、店頭で開催するキャンペーンやイベントの企画・提案。各店舗の店長と打ち合わせを重ね、会員獲得やカード・アプリの利用促進に向けて店内を活性化する施策を検討・実施します。

3つ目は、派遣スタッフの皆さんとのコミュニケーション。担当エリアの店舗を巡回して皆さんに声をかけ、高いモチベーションを持って募集活動に取り組んでもらえるよう信頼関係を築きます。なかなか会員を獲得できずに悩んでいるスタッフさんがいたら相談に乗り、アドバイスすることもあります。

チャレンジしての失敗ならOK

この仕事の魅力は、営業担当それぞれが自分の持ち味やアイデアを発揮して取り組めることです。

例えば、入会された方にくじ引きで賞品をプレゼントする企画を実施するとき、どのような賞品にするかは自分次第。賞品はお店から提供していただくことが多いので、普段からの店長との関係づくりが重要となります。

思い付いた新しいアイデアを実施するとき、上司から承認を得ないと実施してはいけないということはありません。PPIHグループには「権限移譲」や「失敗を責めない」という文化があります。

実際、チャレンジした結果、失敗をして上司から責められたことはないですね。逆に「どんどんチャレンジしよう」と声をかけられることはよくあります。チャレンジしての失敗ならOK。何もチャレンジしないことの方が、当社では良くないのです。

思い切った提案が功を奏した募集活動

入社2年目の時、あるドン・キホーテ大型店舗オープン時における募集活動を担当しました。その際、長机を10台ほど並べた大きなスペースの募集カウンターを提案し、店長に受け入れていただけたんです。お店としては一等地でしたし、商品を置くスペースが減るにもかかわらず、提案を受け入れてくださった時は本当にありがたかったですね。その結果、かなり高い会員獲得目標を無事にクリアすることができました。

さらにその後、店長は「majicaアプリで購入するとお得！」というPOPを掲出したコーナーを募集カウンターのすぐ隣に設置してくださいました。お客様目線で見ると、まずPOPが目に入って「majicaアプリってお得なんだ」と興味が湧く。その先を進むとすぐに会員登録できるコーナーがある、という動線を店舗と一緒になって作り出すことができました。

お客様にお得な決済方法を提供することで、店舗と私たちUCSの間にWin-Winの関係を築くことができている――。隣り合ったmajicaアプリ訴求コーナーと募集カウンターを見ると、そう実感して営業冥利に尽きます。

入ってきてほしいのは「元気な人」

これからは後輩たちへの指導も大切な役割だと考えています。UCSにはFT（フレッシュマン・ティーチャー）制度という新入社員に教育係となる先輩がマンツーマンで付く仕組みがあり、私は今、その教育係も任されています。

後輩に指導する中で、自分自身が成長している実感もあります。教えていると考えが整理されますし、「気を抜いた姿は見せられないぞ」という意識も芽生え、仕事へのモチベーションが高まりますね。

新たに後輩として入ってきてほしい人？　やはり「元気な人」ですね。まず大事なのはそこ。派遣スタッフの皆さん、各店舗の店長とのコミュニケーションが鍵を握る仕事なので。そして思い付いたことをどんどん実行していける人なら、私たちの仕事にぴったりだと思います。